メンタルヘルスを学ぶ vol.4
こんにちはまるかつです。
前回の記事の続きになります!
なので前回記事を見て頂いた後に
今回の記事をご覧ください。
🔽 前回記事 🔽 前半編
うつ以外のメンタルヘルス不調とは
その他の過去記事はこれ!
🔽 ストレスとは? 🔽
メンタルヘルスを学ぶ
🔽 ストレスによる健康障害のメカニズム 🔽
メンタルヘルスを学ぶ vol.2
では前回の続きで
うつ以外のメンタルヘルス不調についてのお話です!

うつ以外のメンタルヘルス不調とは 後半
▶ パニック障害とは?
▶ 適応障害発症の契機となるのは何か?
パニック障害
急に生じる切迫感を伴う短い不安を不安発作といいます。
動悸、発汗、口渇、頻尿、息苦しさ、めまいなどの症状を伴いますが、呼吸器系・循環器系・脳神経系など身体的には異常が認められません。
また怒るのではないかという恐怖(予期不安)から、外出や乗り物を避けるようになります(外出恐怖、広場、恐怖)。この不安発作を繰り返す急性の不安障害がパニック障害と呼ばれます。
行動療法のほか、薬物療法を中心に治療法はある程度確立しており、経過は良好であることが多いのですが、服用は1年以上継続することが必要とされています。

適応障害
「適応障害」は、仕事の量や質、職場の対人関係などにうまく適応できなくてなった結果、しばしば耳にする診断名です。
生活上の重大な変化や強いストレスに対して個人の対応能力を超えた際に発症し、情緒的(不安、憂うつな気分)あるいは行為上(無断欠勤、喧嘩、無謀運転など)の障害を、仕事や日常生活に引き起こすというのが主な症状です。
うつ病や不安障害に該当するほど重篤ではなく、ストレッサーの発生から1〜3ヶ月以内に発症し、症状は通常6ヶ月は超えないとされています。
職場での対応としては、環境調整だけではなく本人の脆弱性や対応能力を高めるべく介入し、ストレッサーを軽減すると同時に個人のストレス対処能力を高める観点が重要になります。

睡眠障害
睡眠の障害は、脳の高次機能(注意力や集中力、問題解決力など)の低下を招き、業務上のミスや事故などの大きな要因となります。
また、身体疾患や精神疾患とも関連しています。原因により治療法は異なるため、専門医によるしっかりとした診断が大切です。
❏ 睡眠障害の種類と特徴
不眠症
● 入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害など
● 週に3回以上眠れない状態が1ヶ月以上にわたって続き、本人が苦痛を感じたり、社会的活動に支障がきたりしたりする場合に診断される
● 多くの精神疾患で併発する
過眠症
● 昼間に我慢できない眠気に襲われ、通常では考えられない状況下で発作的に眠ってしまうもの
● 代表的なものに、ナルコレプシーがある
概日リズム睡眠障害
● 個人の睡眠覚醒リズムと社会生活時間帯との大きなずれで生じる
● 不規則で浅い睡眠、疲労感、めまいや立ちくらみなどの症状
● 時差症候群や交代制勤務による睡眠障害、睡眠相後退症候群などがある
睡眠関連呼吸障害
● 睡眠中の呼吸障害により発症する
● 代表的なものに、睡眠時無呼吸症候群(10秒以上無呼吸の状態が反復する)があり、のどの構造異常や肥満によって気道が狭くなる閉塞性タイプと呼吸運動自体に異常が出る中枢性タイプがある

はい!ということで2回に分けて
うつ以外のメンタルヘルス不調について記事にしました。
これらの記事を通じて自身がどれかにもし
当てはまる方がいらっしゃいましたら
まずは無理をせずに専門医の診察を受けましょう。
少しでもこの記事で
メンタルヘルスの事が広まれば幸いです。
それではこの辺で!またね。