メンタルヘルスを学ぶ vol.3
こんにちはまるかつです。
久しぶりのメンタルヘルスのお話です。
少し期間が空いたので
過去記事も貼らせて頂きます。
合せてみて頂けたら幸いです。
🔽 過去記事 (ストレスとは?) 🔽
メンタルヘルスを学ぶ
🔽 前回(ストレスによる健康障害のメカニズム) 🔽
メンタルヘルスを学ぶ vol.2
今回はうつ以外の
メンタルヘルス不調についてのお話です!

うつ以外のメンタルヘルス不調とは
▶ 躁うつ病、統合失調症の特徴は?
▶ パニック障害とは?
▶ 適応障害発症の契機となるのは何か?
躁うつ病
人口の0,5%前後にみられる「うつ病」と、うつとは対照的な「躁病」という2つの病態が認められます。
特徴には次のものがあります。
- 睡眠時間が減少しても、活動が増加する。
- 自尊心が高く、言動は抑制や配慮に欠ける。結果として尊大で横柄な態度になり、職場でのトラブルにつながることが少なくない
- 大きな声でよく喋り、非現実的な内容となる。
- 症状が進行すると、言動にまとまりがなくなり、パフォーマンスは低下し、逸脱行動に出だりする。
- 自分が病気である意識(病識)に乏しく、治療につなげにくい。
躁うつ病は「双極性障害」と呼称され、主に2つの類型で分かられます。
双極Ⅰ型障害
入院治療の必要な明確な躁状態を伴うもの
双極Ⅱ型障害
躁状態は比較的軽度で、入院に至らないもの

統合失調症
生涯有病率0.55%とされ、10代後半から30代前半の若者に発症しやすい疾患です。
症状は感情と意欲の面に目立ち、特徴的な症状は次のものがあります。
妄想
周りの様子を自分に結びつけて悪さをされていると思い込む被害妄想、自分は優れていると思い込む誇大妄想など
幻聴
自分の悪口が聞こえる、嫌な噂話が聞こえるなど
陽性症状(妄想や幻聴など)が消えた後も、陰性症状(コミュニケーション障害、意欲や自発性の欠如、引きこもり傾向など)は後遺障害として残りやすいため、仕事をしながら療養することは難しく、長期の休職が必要となります。また陽性症状には薬物療法が有効ですが、陰性症状には十分な成果が出ない場合も多く、休業・復職には長期的な視点を持った支援が必要となります。
アルコール依存症
職場での問題行動として、飲みすぎによる遅刻や欠勤、出勤時のアルコール臭、飲み会での逸脱行為などが現れます。
治療方法は完全断酒が原則、精神科専門施設での入院治療が必要となります。

本日は一旦ここまでにして
次回に
▶ パニック障害とは?
▶ 適応障害発症の契機となるのは何か?
ここら辺の話にふれていきたいと思います。
少しでもこの記事を読んで頂き
メンタルヘルスの重要性に気付いて頂けたら幸いです。
それでは今日はこの辺で
またね!