マーティングを考える。(市場分析: ターゲティング)
こんにちわまるかつです。
前回のセグメンテーション編からの続きです。
🔽過去記事はこちら🔽
✅ Vol.1 マーケティングを考える(3C分析)
✅ Vol.2 マーケティングを考える(SWOT分析)
✅ Vol.3 マーケティングを考える(購買行動分析)
✅ Vol.4 マーケティングを考える(市場分析)
早くも5回目のマーケティング講座!
前回のセグメンテーションは覚えてますか?
ちょとだけおさらいしますね。
セグメンテーションとは
不特定多数の人達(顧客)を様々な切り口(基準)で分けて分類し、特定の属性(カテゴリー)ごとにグループを分けること。日本語では「区分」の意味を表しています。また様々な切り口(基準)で分けたグループ(集団)のことを『 セグメント 』と呼びます。
こんな感じでしたね?
忘れてる人は一度過去記事を見て下さいね!
Vol.4 マーケティングを考える(市場分析)
さて今回話すテーマは『ターゲティング』です。

どの顧客を狙うのか

前回が分けたから
今回は選ぶんだね!

やぁねこさん。そうだよ!
ただ「選ぶ」ではなく
正確には「絞り込む」かな

同じでしょ!
ん?違うの?ん?

そうだね…
日本語の表現で難しいね
ざっくり言うとこんな感じ
選ぶ ➜
多くの中から目的や基準にかなうものを取り出す。
選択する。
絞り込む ➜
多くの中から一定の基準で対象を選び
範囲を狭めたり数を減らし、選択する。
前回でやったセグメンテーション
その次は『 ターゲティング 』。
ターゲティングとは
ターゲットにする顧客を絞り込むこと。
市場のセグメントのどこを狙うかを決めるためにも、ターゲティングは重要な作業といえます。
自身に商品やサービスを、誰もが買ってくれる状態であれば、何も努力や分析をする必要がありません。
しかし、世の中には似たような商品や、サービスが山程存在しているため、漠然と商品やサービスを提供していくには限界があります。
そこで、この商品やサービスを買ってくれそうな顧客層やその購入シーンを絞り込んで行く必要があるんです。
顧客を絞り込む=ターゲティング
市場を細分化し、自身の商品やサービスが標的とするセグメントを選定します。

うーむ。
難しいなぁ…。

ターゲティングする方法は
いくつかあるからね…たとえば
市場を細分化した後は、どのセグメントをターゲットにするかは、経営資源(資金力や人材など)や商品やサービスの特製によって変わってきます。
細分化しやすく、セグメント間の違いが明確な場合は単一セグメントに集中するターゲティングが有効になります。
また逆に、細分化しにくい商品の場合、複数のセグメントを同時にターゲットとすることも考えられます。
自身の経営資源が豊富な場合、こういった方法を取っ手市場のシェアを奪いっていく戦略もあります。

ここで要注意!
市場を細分化してもターゲットとして絞り込んだセグメントに十分な売上や利益を上げれるだけの規模がなければ意味がありません。
だからターゲティングが重要になるんです。
まとめ
セグメンテーションで細分化した複数のセグメントの中から、標的とする顧客層を決める。
セグメンテーションでの市場や顧客層が分析できていないと、ターゲティングがうまくいかない可能性もあります。
さらに、ターゲットをしっかりと絞り込まないと
せっかくの商品やサービスが誰にも必要とされないものになってしまう可能性もあります。
マーケティング戦略の成功を左右することにもなるのが
ターゲティングといえます
はい!というわけで今回はここまで!
次回は「ポジショニング編」をやります。
これによって
「セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング」という3つの分析法『STP分析』が一通り終わります。
この流れがわかれば大まかなマーケティングの構造が見えてきますよ!
是非是非次回も読んで頂けたら幸いです。
それではまた!