マーケティングを考える(SWOT分析)
こんにちわ!まるかつです。
今回は前回のマーケティングのお話しの続きです。(前回の3C編はコチラから飛べます。)
まずはおさらいですが、マーケティングとは『売れる仕組みづくり』を作ることです。
前回同様でかなり初歩的な要素でまとめていこうと思いますので、気軽な感じで見て頂けたらと思います。
今回のSWOT分析のやり方が分かると…
『 現状の課題・問題が分かる! 』『 方法解決手段が見えてくる! 』『 将来起こりうる可能性も見える! 』
といった具合に様々な自身が抱える環境が見え、その問題課題に対して整理が出来ます。
またこのSWOT分析はビジネスだけではなく、会社(組織)の目標や個人の目標設定などでも活用できるんです。
便利なフレームワークですね!

- Strength (強み)
- Weakness (弱み)
- Opportunities(機会)
- Threat (脅威)
主にビジネスで用いる場合ですが、自社や自分を取り巻く環境を分析するのに『 内部環境 』と『 外部環境 』の変化を上記の4つの視点から分析し、今後の対応を整理するのに役立てます。
どんな企業であっても、競合他社と比べて
「強み(Strength)」と「 弱み(Weakness) 」を持っています。
また、企業を取り巻く外部環境の変化が、その企業にとっての事業の「 機会(Opportunities) 」となる場合と「 脅威(Threat) 」となる場合があります。SWOT分析はこれらの頭文字をとったもので、環境分析を行ううえで有効なツールとなります。
SWOT分析とは
企業の強み、弱み、機会、脅威を総合的に見ていくもので、これによって自社の環境分析を行うことができます。
内部環境分析
内部環境分析では、人材、資金、製品、ブランド、技術力、顧客サービスなどにおいて、強み(プラス面)と弱み(マイナス面)を分析する。
外部環境分析
外部環境分析では、政治、経済、社会、科学技術、顧客、流通などを分析対象とし、それらがビジネスの機会(プラス面)となるか脅威(マイナス面)となるかを評価する。
外部環境が少し分かりにくいかもしれませんが、例えば一例を挙げるとするなら
急激な『 円高 』という外部環境の変化では、輸出を中心となる企業にとっては脅威となり得るが、逆に輸入型の企業にとっては機会と捉えることができるといった感じです。
外部環境の変化というものは時として大きなチャンスになり得ます。このコロナの環境も外部環境ですね…。

ポイントとして『 SWOT分析 』は現状を把握し、そのうえで魅力的な事業機会はどこにあるのか?
その機会をものにするために自社はどうしたらいいのか?具体的な戦略を立案する際に大いに役立ちます。
SWOT分析から具体的な戦略へと流れていくのです。
今回はここまでとして、SWOT分析の初歩的な説明をさせて頂きました。
前回の3C分析で調べた情報を用いて、今回のSWOT分析で得られたものと合わせ、今後の具体的な戦略に落としていくという流れになります。
そしてここから先が『 基本線戦略 』と言われる部分に入っていきます。
内容で言えばセグメンテーションやポジショニングやターゲッティングなどなど…。
横文字ばかりって思うかもしれませんが…
大丈夫です!そこまで難しくありません。
これらも少しずつ紹介していこうと思います。
そもそも何でそこまで調べないといけないのか…
答えは単純です。
『 資源は無限ではなく有限だから 』です。
小さい規模の事業や、体力がない店舗などなど…実際に何度も仕掛けることは出来ません。限りある資源を、どこに向かって使うのか?更にその投資でまた売上を上げ利益を得る。それこそがマーケティングで大切なことなんです。

しっかりと『売れる仕組み』を作らないと意味がありません。
営業は数字が全て…冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、売上を上げ続けることが企業を永続される最大の目的になります。
といった所で今回は締めようと思います。
またここから基本戦略も少しずつまとめて発信させて頂きます。
それではまた!